子どもは、四コマ漫画が好きだ。起承転結の四つの場面で、オチがついて、わかりやすいのだろう。
四コマ漫画で、ルールやマナーを教える本なども、たくさんもでている。
けれども、実際にその場面に遭遇することなしに、そのルールを伝えることは、きわめて難しいと経験的に思う。ソーシャルスキルを叫ばれて長いが、私は机上の文面、また、ロールプレイなどでは、すぐには体得できないと考えている。
やはり、実際に起こったことを、そのときに丁寧に説明していく。その繰り返しで、身につけていくものと思う。というのも、想像力に偏りがあるため、できるだけ、リアルな事柄で（想像ではなく）、現実にこうだと説明することがいると思うからだ。
「四コマメモ」は、「みとおしビッグ」と同じ大きさ。だから、一枠が大きくて、書きやすい。大人がルールを説明するばかりでなく、子ども自身がワールドを展開するような遊びに使うのもいいだろう。
「プチ四コマ」は、「みとおしメモ」と同じ大きさ。携帯もしやすい。それに、スケジュールとしての活用もできるだろう。
これまで「○×メモ」で、していいこととしてはいけないことを、分けるだけにしていたが、それでは、どうしてそうなのかを、説明することが難しかった。その説明をするのにも、この「四コマメモ」は、重宝する。
また、状況や条件次第で違ってくること（たとえば、運動会の雨天順延などの場合）も、「ＡならばＢ」「ＣならばＤ」と説明することができる。
「最後がハッピーになる」ように書くと伝わりやすい。
※プチ四コマは写真右側です。
プチ四コマ 一冊８０枚綴り サイズ：縦182ｍｍ×85ｍｍ
